クリスマス・サンタクロースのはじまりは?なぜ赤い服を着ているの?

小さい頃クリスマスになると、サンタさんからプレゼントをもらえることが1番の楽しみでしたよね。

トナカイの引くそりに乗って、世界中の子どもたちにプレゼントを配っているサンタさん。

煙突からこっそり家の中に入り、良い子の枕元にそっとプレゼントを置いといてくれるとずっと信じていましたね。

サンタクロースは、いつから始まったのでしょう?

私たちは、いつからサンタさんを信じなくなってしまったのでしょうか。

サンタさんは、とても謎の多い人物ですよね。

 

 

そんなわけでサンタクロースの秘密について気になりませんか。

 

 

そこで今回は、クリスマス・サンタクロースのはじまりは?まぜ赤い服を着ているの?についてご紹介します。

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サンタクロースにはモデルがいる?

実際にサンタクロースのモデルになった人がいるのだそうです。

4世紀ごろ、いまのトルコに実在した人物・聖ニコラオスというキリスト教の司祭のことのようです。

 

 

彼が司祭になる前のお話だそうです。

困っている人や貧しい人に自分の持ち物を渡したり、助けてあげたりする優しい心の持ち主だった聖ニコラオス。

そんな中、ある貧しい家庭が娘を売りに出さなければいけない状況でした。

そのことを知った彼は、夜にその家の煙突に金貨を投げ入れたそうです。

その金貨のおかげで、娘を売りに出さずにすんだそうですよ。

そしてその金貨がたまたま暖炉の側にかけてあった靴下に入っていたということです。

 

 

このお話からプレゼントを靴下に入れる習慣が生まれたそうですよ。

本当に嘘のような本当のお話ってあるんですね。

そんなお話が今現在でもクリスマスの習慣として続いているんですから、驚きですよね。

 

 

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サンタクロースの語源は?

これにも先ほどの聖ニコラオスが関係しているようですよ。

17世紀にアメリカに移民したオランダ人が聖ニコラオスのことを母国語で「シンタクロース」と呼んでいたそうですよ。

それがだんだんと変化していき、今のサンタクロースになったのではないかといわれているようです。

 

 

なぜ赤い服を着ているの?

1800年代の終わりごろまでは、サンタさんの服の色は統一されていなかったようです。

様々な色の服を着たサンタさんがいたようですよ。

 

 

もともとは、カトリック教会の服が赤い色だったのが始まりだといわれているようです。

なぜ赤い服を着ていたかというと、信者の幸せのためなら自らの身体や命を惜しまないという意味があるそうですよ。

信者のためなら血を流してでもという意味で赤色を示していたようです。

 

 

16世紀のスペインの教会では、赤い服を着て赤地に白の十字架を掲げ家を回り、プレゼントしたともいわれています。

 

 

こうして少しずつ世の中にサンタさんは赤い服というイメージがついていたんですね。

白い雪に映えるように、ハッキリとした赤色の服を着ている。

クリスマスカラーである赤と緑から赤色の服を着るようになったなんてことも言われているんだそうですよ。

 

 

コカコーラも関係しているって本当?

クリスマスが近くなるとサンタさんが登場するコカコーラのCMがよく目にしますよね。

それを見ると、もうそういう時期なんだなと感じることもありますね。

 

 

なんとサンタクロースの赤い服のイメージが世界に広まるきっかけにもなったんだそうですよ。

 

 

1920年代後半、コカコーラのイメージは身体に良くない、危険な飲み物だという悪いものでした。

子どもや女性がよりつかない飲み物だったのです。

そんな悪いイメージを払拭するために、起用されたのがサンタクロースだといわれています。

確かにコカコーラのイメージカラーもサンタさんの服と同じ赤と白でピッタリですよね。

 

 

世界のサンタクロース

世界には変わったサンタクロースがいるそうですよ。

 

 

ドイツのサンタクロース

ドイツのサンタクロースは、双子のようです。

1人は赤と白の服を着て、良い子にプレゼントを配ります。

もう1人は黒と茶色の服を着て、悪い子にお仕置きをしにくるそうなんです。

 

 

それは怖いですね。

ドイツの子どもたちはサンタさんからプレゼントをもらえるように、1年良い子に過ごすのかもしれませんね。

 

 

イタリアのサンタクロース

少しサンタさんからは外れてしまいますが、クリスマスには魔女のべファーナが来るそうです。

良い子にしていたらプレゼントやお菓子をくれて、悪い子には靴下に墨を入れていくといわれているそうですよ。

 

 

ドイツの黒いサンタクロースと似ていますね。

どこの国でも良い子で過ごせるように、いろいろな言い伝えや習慣があるんですね。

少し日本の節分の鬼や秋田のなまはげと似ているような気がしますね。

 

 

ハイチのサンタクロース

良い子のおうちには、トントン・ノエルというクリスマスおじさんが来るそうです。

しかし悪い子のおうちには、トントン・マクートという麻袋を持ったおじさんが来て、子どもをさらっていってしまう怖い話もあります。

 

 

アイスランドのサンタクロース

13人の小人の妖精ユールラッズが登場します。

12月12日から毎日一人ずつ街に行って、子どもたちにイタズラをするんだそうです。

良い子にはお菓子を渡し、悪い子にはじゃがいもを靴の中に入れていくといわれているそうですよ。

 

 

 

赤い服に白いおひげが世界共通のサンタクロースのイメージですね。

世界には、クリスマスに現れる不思議なものもありましたが、世界中の子どもたちは、クリスマスの夜を楽しみに1年を良い子に過ごすのでしょうか。

子どものときは、プレゼントをもらう楽しみで胸がドキドキしていましたが、大人になると子どもにサンタさんとして、プレゼントを渡す楽しみを感じられますね。いつになってもクリスマスはドキドキ・わくわくがいっぱいの楽しいイベントだということは間違いなしですね。

 

 

ちなみに、クリスマスについては他にも記事がありますので、詳しくはこちらをクリックしてくださいね。

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