クリスマスツリーの飾りにはどんなものがある? 由来や意味があった?

クリスマスを華やかに彩るのが、シンボルでもあるクリスマスツリーですよね。

街中に点灯された大きなクリスマスツリーを見に行くのも素敵ですね。

ご家庭では、お子さんと一緒にクリスマスツリーの飾りつけを楽しむなんて方も多いのではないでしょうか。

クリスマスツリーの飾りには、いろいろなものがありますよね。

それぞれの飾りには、ツリーに飾り付けをする意味や深い由来があるそうですよ。

 

 

そんなわけで、クリスマスツリーの飾りについて気になりませんか。

 

 

そこで今回は「クリスマスツリーの飾りにはどんなものがある?由来や意味があった?」についてご紹介します。

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なぜクリスマスツリーはもみの木?

樹木の中には、冬になると葉を落としてしまう落葉樹と葉を落とさない常緑樹があるのをご存知ですか?

もみの木は冬でも葉を落とさないことから、永遠の命の象徴とされている木なんだそうですよ。

 

 

またアダムとイブの話に出てくる絶対に食べてはいけないとされる知恵の木(りんごの木)の代わりになったことから「知恵の木」ともいわれているそうです。

 

 

ドイツでは、もみの木には小人が宿っていてもみの木に飾り付けをすると、小人が集まって力を与えてくれるということから、クリスマスツリーになったともいわれているようです。

 

 

いろいろな説があるようですが、どれももみの木が不思議な力を持っていることが伝わってくるので、クリスマスにはぴったりですね。

 

 

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クリスマスツリーの飾りにはどんな意味があるの?

普段何気なく、クリスマスらしいものやきらびやかな飾り付けをしているツリー。

実はその一つひとつに飾る意味があったのです。

 

 

りんご(ボール)

赤いボールが飾られているのが定番ですよね。

今はゴールドやシルバーなど様々な色のボールを目にすることも多いですね。

 

 

これは先ほどご紹介した「アダムとイブ」の話に出てくる知恵の実を表わしているようです。

ドイツでクリスマスツリーを飾られるようになった頃は、本物のりんごを飾っていたようですよ。

今でもりんごのオーナメントが飾られているのをよく見かけますよね。

りんごが冬の旬だからかな?なんて考えていましたが、ちゃんとした意味があったんですね。

 

 

キャンディ

クリスマスカラーのシマシマ模様でステッキのような形をしたキャンディが飾られていますよね。

これの正式名称は「キャンディケイン」といい、羊飼いが持っている杖を表わしているようです。

キリスト教では人々を羊に、神を羊飼いに例えることがあるんだそうです。

そのときに使う杖が「キャンディケイン」というわけなんですね。

 

 

ベル(鈴)

クリスマスといったらベルの音ですよね。

鈴の音がシャンシャンシャンと、サンタさんの訪れを知らせてくれますよね。

 

 

このベルはキリストが生まれたことを知らせる喜びのベルだといわれているそうです。

ベルの音には魔よけの意味もあるんだそうですよ。

熊よけの鈴なんてありますが、素敵な音色は怖いものから遠ざけてくれるんでしょうか。

 

 

柊(ひいらぎ)

ギザギザの葉に丸くて赤い実をつける柊は、これぞクリスマスの象徴ですよね。

よくブッシュドノエル(切り株の形をしたケーキ)に飾りとしてついているイメージです。

 

 

この柊にはキリストが処刑されるときに、頭にかぶっていた冠を表わしていて、赤い実は血の意味もあるんだとか。

こちらも魔よけの意味があるそうですが、クリスマスなのにそんな意味があるなんて、ちょっと怖いですよね。

 

 

トップスター

これはツリーのてっぺんに必ず載っている星のことです。

星がついているだけで、一気にクリスマスツリーらしくなりますよね。

それぐらいツリーには絶対にかかせないアイテムですよね。

 

 

トップスターはキリストが生まれたときに輝いていた星である「ベツレヘム」を表わしているそうですよ。

この星が三博士にキリストの誕生を知らせ、ベツレヘムへと導いたとされているそうです。

ちなみに三博士とは、キリストの誕生の際に拝んだとされる3人だそうです。

 

 

靴下(クリスマスブーツ)

これはクリスマスの夜、枕元にぶら下げておくとサンタさんがこっそりプレゼントを入れてくれる大切なものですよね。

 

 

4世紀ごろ、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラオスという人がいました。

貧しい家の煙突に投げ入れた金貨がたまたま暖炉の側に干してあった靴下の中入ったことから靴下を飾るようになったそうですよ。

 

 

煙突から金貨が降ってきたことも奇跡なのに、たまた靴下の中に入るって、本当にすごい奇跡というか命中率ですよね。

 

 

リース

よく玄関先に飾っているおうちが多いですよね。

 

 

クリスマスリースは丸く輪になっていることから、始まりも終わりもないことになります。

つまり「永遠」を表わしているんだそうですよ。

 

 

またリースによくリボンがついているのを見かけますよね。

これはただの飾りではなく、永遠の絆で結ばれますようにという願いが込められているそうですよ。

何だか突然ですが、クリスマスらしい素敵な意味を持っているものあるんですね。

クリスマスとは関係ないですが、結婚指輪も永遠の愛っていう証なんでしょうか?

 

 

松ぼっくり

ツリーやリースによく松ぼっくりが飾ってあるのを見かけますよね。

これにもちゃんとした意味があるようですよ。

 

 

キリストの母であるマリアと婚約者ヨセフを助けてくれたのがもみの木だったようです。

勇者のもみと言われるようになり、まつぼっくりも飾られるようになったようです。

 

 

今までは何となく、クリスマスらしいものやきらびやかな物を飾りつけして、より一層クリスマスムードを盛り上げるためかな?と思っていました。

しかし、ちゃんとした意味があるなんて知らないことばかりでしたね。

 

 

それぞれの飾り一つひとつの意味を知ると、あれもこれも飾りたいと熱が入りそうですね。

クリスマスツリーを飾りつけてを今まで以上に楽しむことが出来そうです。

 

 

ちなみに、クリスマスについては他にも記事がありますので、詳しくはこちらをクリックしてくださいね。

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