コインチェックでは全部で13種類の通貨を取り扱っています。コインチェックは他の取引所とは異なり、ビットコイン以外の仮想通貨となるアルトコインをコインチェックが販売所から購入し、それをユーザーがコインチェックを相手に売買するスタイルとなっています。言い換えれば、コインチェックは仮想通貨の仕入れ問屋ともいえるでしょう。もちろん同社には仕入れ担当者がいて、仮想通貨の専門家ならではの判断によって価値が上がると判断したアルトコインを仕入れているわけですから、コインチェックの取扱銘柄のうちから購入しておけば、資産が増える見込みは高くなるといえます。
コインチェックで取り扱っている仮想通貨の種類を列挙していくと、ビットコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、リスク、ファクトム、モネロ、オーガ、リップル、ジーキャッシュ、ネム、ライトコイン、ダッシュ、ビットコインキャッシュの13種類となります。これらの通貨はビットコインに代表されるよう、ブロックチェーン技術を用いて、政府や中央銀行が介在しない通貨であることが基本ではありますが、スマートコントラクトや匿名性などの特性によって大きく4つに分類されます。
ブロックチェーン技術を用いた仮想通貨
仮想通貨=ブロックチェーンであると表現できるほどよく見かけるキーワードですが、ブロックチェーンとは、ビットコインの生みの親と呼ばれる“サトシ ナカモト”によって発明された技術であり、ブロックと呼ばれる個々の取引をまとめたデータ同士をチェーンで繋ぎ、相互に監視する仕組みと言われています。
このブロックチェーン技術を使った仮想通貨のうち、代表的なものとされているビットコイン、ライトコイン、ネム、ビットコインキュッシュの4種をコインチェックは取り扱っています。ビットコインはもはや説明する必要もないほど名の知られる存在となっていますので、その他3種について簡単にご紹介したいと思います。
ライトコインはビットコインの次に安定性のあるものと言われており、ビットコインを金と例えるならば、ライトコインは銀であると表現されることもあります。続いて、ネムは日本人にとってなじみ深い通貨とされています。その理由は、開発メンバーに日本人がいる他、NEM財団の理事を日本人が務めているためとされています。残るビットコインキャッシュはその名の通り、ビットコインからハードフォークして生まれた仮想通貨です。
以上のように、コインチェックが取り扱っているブロックチェーン技術を用いた4種の仮想通貨は、それぞれ将来にわたっての価値が担保される根拠が確かなものばかりであるといえます。
スマートコントラクトを使った仮想通貨
スマートコントラクトとは契約の自動化を意味しており、日々にわたって生じる個々の取引を、執行や決済や消込などの条件をあらかじめプログラミングしておくことによって自動化する仕組みをいいます。この技術によって、自動化によって重複の恐れが失われるとともに、決済期間を短縮できたり、不正な取引の抑制につながるなど、契約行為の安全性も向上するとされています。
コインチェックで取り扱っているスマートコントラクトを使った仮想通貨も4種類となっており、イーサリアム、リスク、オーガ、イーサリアムクラシックがそれらとなります。イーサリアムはビットコインの次に時価総額が大きい仮想通貨であり、その価値を確立しているといっても過言ではありません。これと類似したネーミングであるイーサリアムクラシックはビットコインキャッシュ同様にハードフォークによって生まれた仮想通貨です。また、リスクやオーガも出来高が一定水準以上で維持されていますので、市場が出来上がっている状態であり、イーサリアムの持つ課題を解消できる要素も持ち合わせているため、日本でも人気を集めている通貨です。
匿名性の高い仮想通貨
他の人に知られたくない取引は世界中を見渡せばかなりの数にのぼるでしょう。それらの決済で足が付かないようにとの要望に応えたのが匿名仮想通貨であり、匿名性を高くすることで闇市場などでの決済に使いやすいものとされています。
コインチェックでも匿名仮想通貨として、モネロ、ダッシュ、ジーキャッシュの3種を取り扱っていますが、決して危ういばかりのものではありません。犯罪の温床になりやすいのも事実なのですが、大手金融機関がその利便性に着目するなど確かなニーズのある仮想通貨です。
上記3種に当てはまらない仮想通貨
コインチェックが取り扱う残り2つのものは、リップルとファクトムです。どちらも公的な使用例が期待されるものであり、それだけ価値が担保されやすい仮想通貨といえるでしょう。リップルはSBIと資本提携するなど銀行から注目を浴びる存在であり、ファクトムは登記に使用されるなど信用あるものとされています。
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