[体験談]うつ病で家族に迷惑をかけることがあっても、いつかは親孝行できたらいいなくらいに考えておけばいい

こんにちは、タツヤ(@xxodatatsuyaxx)です。

今回も、うつ病で悩まれているあなたのために、同じく現or元うつ病患者の方の体験談およびぼくの視点をお伝えしていきます。
記事を読んだ後、あなたの人生がよりよくなることを目標に情報発信していきます。

 

 

さて、今回の体験談はWさんの体験談なのですが、「うつ病で家族に迷惑をかけてしまった」ということについてです。

スポンサーリンク

うつ病で家族に迷惑をかけてしまったということに関連したこれまでの経緯はどんな経緯でしたか?

僕は高校3年のときにうつ病を発症してからというものは、ずっと家族に迷惑をかけっぱなしです。

 

 

20代までは時々再発しながらもなんとか自活していたのですが、実家に戻ってきてからはずっと親に食べさせてもらっています。

 

 

最初は全然理解してもらえなくて無神経な言葉を投げつけられ、なおさら落ち込んだこともよくありました。

 

 

家族と大喧嘩をして険悪な仲となり、何年間も口をきかずに家庭内別居していたこともあったんですよね。

 

 

それでもここ数年は家族が空気のような心地よい存在になってくれて、僕も農作業や家事の手伝いを少しずつできるようになってきました。

 

 

これからもっとできることを増やしていって、これまでかけてきた迷惑を取り返していきたいと思っています。

 

 

スポンサーリンク
   

うつ病で家族に迷惑をかけてしまったということについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします!

僕が激しい鬱の症状に苦しんでいるとき、家族は僕のことを腫れものに触るように接していました。

 

 

うつ病で一番厄介な症状は、『こんなに辛いなら〇んでしまった方がいい』と考えて行動してしまうことです。

 

 

僕にも経験がありますが、家族にとってはそれが最大の迷惑なんです。

 

 

かといって、ずっと見張っているわけにもいきませんよね。

 

 

結果的に僕はその都度入院させられました。

 

 

今とても辛い思いをしている人も、このことは決して忘れないでください。

 

 

うつ病は治療すれば必ずよくなる病気です。

 

 

だから最悪の事態になることは絶対に避けてください。

 

 

家族に十字架を背負わせないために、そして自分の可能性を摘み取ってしまわないように、しっかり心を決めてくださいね。

 

 

発作的に苦しくなったらからだを楽にしてよく深呼吸して、鎮まるまでなんとかかわしてください。

 

 

眠れるんだったらそのまま、眠ってしまいましょう。

 

 

また、僕は昔「精神病は病気ではない。先祖の供養が足りないのだ」と書かれた本を読んだことがあって、すがる思いで家族に相談しました。

 

 

そうして両親が厄祓いをしてもらうために、その本を書いた東京のお寺の住職さんの所へ通ってくれたことがあったんですよね。

 

 

しかし何度行ってもらっても、何の効果も感じられませんでした。

 

 

それまでにも知人から勧められて新興宗教に入信して、両親とともに修行に通ったこともありましたが、具合が悪いのに人が多くてしんどいだけだったんですよね。

 

 

宗教を全否定するつもりはありませんが、うつ病は脳の働きが悪くなる病気であることはわかっています。

 

 

あまりのつらさゆえに悪霊が取り付いているように見えるのかもしれませんが、科学的根拠に乏しい方法に走るのはやめておいた方がいいですよ。

 

 

最後になのですが、今から9年前のことです。

 

 

僕の心身にかかっていたブレーキが全部はずれたように軽くなるという急激な変化がありました。

 

 

僕は「やっとうつ病が治った」と大喜びしました。

 

 

でもそれは「躁状態」というさらに厄介な病気の始まりだったんですよね。

 

 

ブレーキが壊れた車のような迷惑行為をしでかした後、僕はまた病院に入れられました。

 

 

気分が急降下して絶望している僕に面会に来た母は、「深刻になって暗くなった者は負け。開き直って笑った者が勝ちだよ」と力づけてくれたんですよね。

 

 

重ねてきた親不孝を返上できないうちに、父は3年前に亡くなってしまいました。

 

 

でも母はとても元気でいてくれて、そのおかげで僕はいま落ち着いた毎日を送れています。

 

 

いまうつ病で苦しんでおられる方は、のちのちご家族の愛情に報いるためにも、あまり先のことは考えないで、とりあえず少し先の目標に向かって困難を乗り越えていくのがいいと思います。

 

 

100%健康で悩みのない人も絶対に確実な明日が保証されている人もいないと考えたら、なんだか気が軽くなりませんか。

スポンサーリンク


スポンサーリンク