今回も、うつ病で悩まれているあなたのために、同じく現or元うつ病患者の方の体験談およびぼくの視点をお伝えしていきます。
記事を読んだ後、あなたの人生がよりよくなることを目標に情報発信していきます。
さて、今回の体験談はHさんの体験談なのですが、「うつ病が原因で退職するならするべきこと」ということについてです。
目次
うつ病が原因で退職するならするべきことについてどんな問題があるのかを教えてください
ごく普通に大学を卒業し、就職しましたが37歳にて急にうつ病になりました。
最初は不眠で内科に通い始め、仕事中にイライラしたり、突然泣き出したり、窓から飛び降りようとしたり精神コントロールできなくなり、精神科でうつ病と診断されました。
うつ病が原因で退職するならするべきことについてあなたはどんな経験をしたのか教えてください
不眠やイライラなどうつ病には初期症状がありましたが、自分がうつ病になるとは想像もしていませんでした。
不眠の処方で約1年内科に通院し、自分ではおかしいとは気づかずに精神科には家族に連れられ行きました。
病気の事を会社に話しましたが、長期休養については認めてもらえず任意入院という形で休息を取り、結果的には退職しました。
うつ病が原因で退職するならするべきことについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします!1
会社勤務の方は、傷病手当という形で休養もしくは入院期間は給料の70%程度は保証されます。
精神科でしっかり診察してもらい診断書を書いてもらうことです。
まずはしっかり病気であることを認識することです。
上記のようにアドバイスする根拠を教えてください
精神科の通院が長引けば、自立支援制度を使えば医療費が1割負担になりますので、病院のケースワーカーさんに直ぐ相談すれば手続きの方法を教えてくれます。
入院が長引けば高額医療制度や自身で加入している入院保険も使うことができます。
2か月程度精神科に入院しましたが、入院費は1日当たり約5000円(4人部屋・食事つき)掛かりましたが、入院保険で1日4500円保証され、高額医療制度等を利用すれば全額に近いお金が戻ってきました。
会社員のうつ病は会社によっては理解が薄く、証明するのは難しいですがどのくらいの治療が必要かは医師が診断書を書いてくれるのでまずその診断書提出し、できるだけ早く休養を取ることをお勧めします。
うつ病が原因で退職するならするべきことについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします!2
うつ病で会社を退職する場合は、将来のことやお金のことが不安に感じてしまします。
どのような制度が使え、どのように復帰していけばいいのか以下でお伝えしたいです。
上記のようにアドバイスする根拠を教えてください
仕事を休業するのであれば、まずは傷病手当を申請し収入の心配をしないことです。
傷病手当は1年半継続できますので、直ぐに退職するのではなく、会社に籍を置きながら治療をすると有効です。
毎月提出書類がありますがそれ程面倒ではありません。
また6か月以上の通院になれば自立支援制度が受けられるため、精神科の診察と薬代は1割負担で済みます。
収入によって上限があり自分の場合は月に5000円以上の医療費は支払わなくても良かったです。
月に5000円は病院のデイケア利用も含まれますので、復帰を急がず治療に専念したほうがいいと思います。
休養、入院にしてもすぐには退職せず傷病手当が使える期間はつかったほうがいいです。
どんなお仕事をしようか悩んでいるうつ病の方は多いかと思いますが、アドバイスをお願いします
うつ病から社会復帰までは個人差がありますが、私は1年半の傷病手当を受けながら、入院、デイケアを利用していました。
傷病手当の期間が過ぎると当然収入の不安が残ります。
退職はうつ病が原因なら通常の失業保険より長い期間失業手当を受け取ることができますので、ハローワークには必ず医師の診断書を持って行ったほうがいいでしょう。
失業手当だけでは収入が賄えないのら、障害者手帳や障害者就労支援の受給者書を各市町村で発行してもらい、就労継続支援B型事業所で一般就労に向けて訓練していくのがいい方法だと思います。
就労継続支援B型事業所は、障害者の支援で軽作業等週1日からでも仕事ができます。
作業工賃については事業所によって異なりますが、失業保険+こちらの収入になりますので最低限の生活は維持できると思います。
私はうつ病を発症し1年半は会社に籍を置き傷病手当を受け、退職後は失業保険と軽作業での収入で次の仕事復帰まで約3年掛かりました。
直ぐに治るような病気ではない為、焦らずゆっくり治療し社会復帰したほうがいいです。
就労支援B型事業所に通うことにより相談のサービスも受けられます。
その中で自分に合った仕事を見極めていけばよい仕事に繋がります。