こんにちは、タツヤ(@xxodatatsuyaxx)です。
今回も、うつ病で悩まれているあなたのために、同じく現or元うつ病患者の方の体験談およびぼくの視点をお伝えしていきます。
記事を読んだ後、あなたの人生がよりよくなることを目標に情報発信していきます。
さて、今回の体験談はWさんの体験談なのですが、「うつ病の時の休養の過ごし方」についてです。
目次
うつ病の時の休養の過ごし方に関連したこれまでの経緯はどんな経緯でしたか?
うつ病は多くの場合、睡眠障害を伴います。
高校時代に僕が初めて発症した時がまさにそうでした。
気分がひどく落ち込んでなかなか寝付けないのですが、やっと眠れたかなぁと思った途端、激しい心臓の動悸が始まって飛び起きてしまうんですよね。
そうやって眠れない夜が続くと心身の疲労がますます溜まってしまい、日中何もやる気が起きなくてぼーっとしていることが増えていきました。
でも当時はなぜそんなふうになるのかわからなくて、だんだんと弱っておかしくなっていく自分を責めてばかりいたんですよね。
結局は自分で自分をとことん追い詰めてしまいました。
うつ病の時の休養の過ごし方について悩んでいる方にアドバイスをお願いします!
僕は不登校となり、内科の病院で入院生活を送ることになりました。
うつ症状に対する治療は何も受けませんでしたが、病院にいると寝ている以外何もすることがないので、休養は充分にとることができました。
また凍りついたようになっていた心も、共通の痛みを持つ同じ病室の人達と話をしているうちに、少しずつ元に戻っていきました。
うつ状態とは心身が疲弊して悲鳴を上げ、無意識的に自分に強いブレーキをかけている状態だと思います。
休むことにマイナスイメージを持つ人も多いとは思いますが、うつ病を治したいと思ったらとにかく休養に専念できる環境を作ってください。
具合の悪いときは何をしても悪循環になります。
だから「よくなるにはどう過ごすべきか」なんて決して考えずに、できるだけ何もせずに、できるだけ何も考えないようにしてください。
もし周囲の理解がないなどの理由でそれが困難な場合には、入院することも選択肢に入れてみてくださいね。
また、うつ病を発症して不登校になった僕は3か月ほどで学校に戻り、そのあとも再発を繰り返しながら高校と大学をなんとか卒業しました。
ところが訳あって勤めていた会社を退職した20代末からは、うつの膠着状態に陥ってしまいました。
30代半ばまでは不眠がひどくて、絶えずぼんやりしていて、あんまりよく覚えていないんですよね。
病院で睡眠薬を出してもらっていたのですが思うようには効果が出ず、かえって次の朝にきつい眠気が残って辛くなるということが多かったです。
けれども、30代半からは逆に過眠になることが増えてきました。
調子が悪いと全然起き上がることができなくて、夜でも日中でもひたすら眠り続けることが多いです。
寝ているうちに月日がどんどん過ぎていくので焦ることも少なくないですが、最近は「心身が休みたいというサインを出しているのだから素直に従おう。それに不眠に比べれば眠れるだけありがたい」と考えられるようになったんですよね。
疲れが癒えて調子が上向いてきたら、規則正しい生活にシフトしていけばいいのです。
どんなお仕事をしようか悩んでいるうつ病の方は多いかと思いますが、アドバイスをお願いします。
僕はこれまでの経験から、無理をして疲れやストレスを溜め込むのがうつ病には一番良くないことをよく知っています。
だからうつ病を抱えている人は、残業が多くて負担が過重になったりしないような仕事を選ぶべきだと考えています。
またうつ病と付き合いながら働いていくためには、規則正しい生活を送ることがとても重要なんですよ。
時間的に不規則だったり、交代勤務があるような仕事はなるべく避けるべきです。
でもうつ病を治すことができれば、将来はいくらでも変えることができますよね。
まだ回復の途中の段階にいる方は、仕事について考えるのは「本来の自分」を取り戻してからでいいと思います。