[体験談]うつ病が原因で仕事ができないなら、公的機関にお金に関するアドバイスをもらおう!

今回も、うつ病で悩まれているあなたのために、同じく現or元うつ病患者の方の体験談およびぼくの視点をお伝えしていきます。
記事を読んだ後、あなたの人生がよりよくなることを目標に情報発信していきます。

 

 

さて、今回の体験談はPさんの体験談なのですが、「うつ病が原因で仕事ができずお金がない」ということについてです。

スポンサーリンク

うつ病が原因で仕事ができずお金がないということについてどんな問題があるのかを教えてください

うつ病になると、多くの方がその症状に悩み、仕事ができなくなる、という状態が生じやすいです。

 

 

そうなってくると必ず問題になるのが、仕事ができない間、収入がなくなるということです。

お金が無くなってしまうと、うつ病を治すための治療費はおろか、生活するお金にまで困ってしまうことになるかと思います。

 

 

特に、うつ病と診断されたばかりの頃は、うつ病で仕事ができない→お金が無くなる→でも働けない→どうしよう!という思考回路になりがちで、不安で不安で仕方がなく、ともするとうつ症状を悪化させてしまう一因にもなる恐れがあります。

 

 

うつ病が原因で仕事ができずお金がないということについてあなたはどんな経験をしたのか教えてください

転職後半年が経過した職場で、突然上司に呼び出され、「お前は仕事ができない」と叱責されたことがきっかけで、自分自身にADHDの傾向があることを初めて認識しました。

その症状が発端となり、心療内科の医師から「うつ症状のため、3カ月の休職を要する」という診断を受けました。

 

 

入社後半年しか経過していない職場だったため、消化していない有給休暇はせいぜい20日程度しかありませんでした。

3カ月も休職を余儀なくされた場合、欠勤扱いとなり、無給期間が出来てしまうことに、大きな不安を覚えました。

これからどうやって暮らしていけばいいのだろう…。そんなことばかり考えてしまって、休職したばかりのときは特に鬱々としていたと思います。

 

 

スポンサーリンク
   

うつ病が原因で仕事ができずお金がないということについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします!1

公的機関にアドバイスをもらいに行ってください。

 

 

うつ病で苦しむ方は、近年若い方にも増えていると聞きます。

そんな方には、各都道府県が取り組んでいる若年層向けの就職支援事業窓口「ジョブカフェ」に行くことをおすすめします。

 

 

上記のようにアドバイスする根拠を教えてください

ジョブカフェには、就労問題に詳しいプロの方が働いており、1対1で相談に乗っていただけます。

もちろん、相談料は何回でも無料です。

 

 

今まで素人ひとりで悶々と悩んでいたことが、プロのアドバイスにより一瞬で解決できることもあります。

 

 

例えば私の場合、無給期間が発生することに不安を覚えており、うつ症状を我慢してでも仕事を続けた方がいいのかという不安がありました。

 

 

しかしそのことをジョブカフェの担当の方に相談すると、「正社員雇用なのであれば、休職の結果欠勤扱いになったとしても、傷病手当金がもらえて、毎月の給与の少なくとも2/3は一定期間必ず補償されるはずですよ」と教えてくださいました。

 

 

それだけでなく、その場ですぐに私の職場の健康保険組合のホームページを見付けてくださり、そこに掲載されていた傷病手当金の受け取り方について、かなり細かいところまでアドバイスをしてくださいました。

 

 

暗中模索・孤立無援状態でほぼ絶望に近い不安を抱いていた私にとって、この具体的なアドバイスが当時どれだけ救いになったか、上手く言葉では言い表せません。

うつに関わる悩みは絶対にひとりで解決しようとしてはいけないのだと、つくづく思いました。

 

 

うつ病が原因で仕事ができずお金がないということについて悩んでいる方にアドバイスをお願いします!2

今までもし時間が無くて節約術等に関心が寄せられなかったのであれば、休職を機会に、様々な「お金の貯め方」を研究してみてください。

 

 

上記のようにアドバイスする根拠を教えてください

「お金がない不安」を常に感じていては、うつ症状は改善しません。

そのためにも、休職期間を機に、ある程度自分自身が安心できるような「お金の貯め方」に関する情報を集めることが得策です。

 

 

今まで何となく貯めているだけだったカードのポイントがあれば、それを有効活用できる買い物の方法を調べてみたり、今流行りの投資信託についての本を読んでみたり、クラウドワークスのような、在宅の単純作業でお金がもらえるサービスを試してみたり、どんな小さなことでも構いません。情報が自分の元に集まるだけでも、精神状態は変わっていきます。

 

 

また、以上のことを調べたからと言って、無理に試したりする必要もありません。

「いざとなったらこういう方法もあるんだ」と知っているだけでも、きっと気分が楽になると思います。

あくまで自分に無理をしない範囲でやってみるのがいいと思います。

 

 

どんなお仕事をしようか悩んでいるうつ病の方は多いかと思いますが、アドバイスをお願いします

うつの症状にもよりますが、例えば私のように、ADHDに併発してうつ症状が診断されたような場合は、ADHD傾向があっても問題なく取り組める職場に勤めることで、うつ症状も改善する可能性が高いです。

 

 

一般的にADHDでも取り組みやすい業務としては、ある種のクリエイティブな仕事が挙げられるかと思います。

イラストを描いたり、キャッチコピーを考えたり、ライターとして記事を書いたりするような仕事です。

 

 

逆に言うと、業務量の多い事務職などは、ADHD患者の方が最も苦手とされる「マルチタスク業務」が、かなり高度なレベルで要求されるため、向いていません。

 

 

どうしても事務職がいいというのであれば、限りなくシングルタスクに近い状態で仕事ができる、業務量の少ない職場が望ましいかと思います。

 

 

いずれにせよ、どんな仕事があるかは調べてみないと分かりません。

 

 

先述の「ジョブカフェ」では、職業適性検査も無料で受けられます。

そのようなツールを使いながら、「これなら自分でもできそうだ」という仕事を慎重に探していくことが大切です。

 

 

「人が嫌がることをやって、それがお金になる」のが一般的な仕事ですが、「他の人は嫌がるかもしれないけど、自分はこの仕事だったらそこまで嫌じゃない」と思えることを、自分の仕事にできれば最高でしょう。

 

 

嫌で嫌で仕方がない仕事を続けて高給をもらっても、それは必ず、いつかの私のように「医療費」という形で消えていきます。

 

 

無理をしないで長く続けていける仕事を見付けること、ここを妥協してしまってはいけないと思います。

なぜならそれが、うつ症状に苦しまずに、一度しかない人生を充実したものにする最善の方法だからです。

スポンサーリンク


スポンサーリンク