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誕生日の関係で高校卒業まで免許が取れず、大学の夏休みに合宿免許へ
かなり年数が経ってしまいましたが、私は誕生日の関係で高校卒業後でなければ免許を取ることができませんでした。
仲の良い友人は高校在学中にすませていたので、大学の夏休みを利用して早めに取らなければと焦っていました。
また両親に少しでも迷惑が掛からないようにとの思いもあり、安く、早く、確実に取れそうな合宿して免許を取る方法があると知り、迷わず申し込みました。
そのことを知ってから、周りの情報を得ると結構な人数の人が利用していることを知り、両親を通しての紹介や申し込みをすることが出来ましたが、初めてのことだけに大丈夫だろうかと不安でした。
合宿免許だと混んでいる時期でも実技教習が受けやすい
学校によっても違うのでしょうが、誘い合わせて高校時代の友人と申し込みましたので、不安は少しかき消されました。
仲間がいるというのは競争心もあり、励ましあいや勉強での復習もあり、とても良かったと思います。
夏休みの時期でしたので通常よりも混んでいましたが、路上に出るまでの練習は「1日ひとり1回まで」と決まっていたにもかかわらず、合宿での申し込みの場合は2回まで許されました。
これはとても大きなメリットだと思います。
学科自体は何度も復習すれば済むものの、体で覚えなければいけない操作方法や感覚などは、2回の練習で反省と復習が経験になったと思います。
学生にとって、合宿免許は最初の社会体験にもなる
それまでは、学校や家庭で守られて生活していたことがすごく良く分かりました。
初めての社会体験だったと思います。
ひとりであれもこれも生活を組み立てる、知らない人と一日を過ごす、年の離れた人と同じ問題に向かい合ってやり取りする。
特に路上に出た時には先生と二人きりなので、「先生と名の付く人でこういうタイプも世の中にありなの?」と思うような個性であふれていました。
今思い返せば、先生方は毎日同じことをしているので、「仕事を楽しんで生徒を育てる」感じの余裕があった気がします。
それは中学や高校の先生とは全く違う親しみやすさで社会勉強になりました。
合宿により連帯感が生まれ、モチベーションも上がる
ひとつひとつ不安や不便を上げればきりがありませんが、いつもと違う場所、いつもと違うメンバー、いつもと違う生活は緊張もあるものの、それは終わったあとには良い方の意味に変わると思います。
一番は皆が同じ目的を持っているという前向きな連帯感によると思います。
合宿でなければ、ただの個人での日常やただの生活の中の目標の一つでしかありませんが、学校の文化祭で楽しかった時の様子を思い出してください。
お互いに支えあい、言葉を交わさなくても励ましあい、また自分自身もひとりで目標に向かうよりも力が出ます。
良き友人にひとりでも巡り合えば、さらに良い思い出に変わると思いますよ。