保育園で毎月行われる誕生会では、どんな出し物をしたら子どもたちが楽しんでくれるのか、悩みますよね。
季節に合ったものが良いし、今までやった誕生会の出し物とあまり被りたくない・・・。
なかなか良いアイディアが浮かばず、誕生会のことで頭がいっぱいという人も多いでしょう。
そんなわけで、保育園の誕生会で盛り上がる出し物について気になりませんか。
そこで今回は「保育園の誕生会で盛り上がる出し物ってなに?おススメの出し物は?」についてご紹介します。
幼稚園・保育園で働いていた経験から、実際に人気のあった出し物もご紹介したいと思いますよ。
どんな出し物が人気なの?
誕生会ってとても特別な行事ですよね。
園によっては、だいたい誕生会の流れが決まっているというところもあれば、リーダーが一から決めるというところもあるでしょう。
誕生会の出し物は、いつもの保育でも経験できるようなことではなく、出し物にも特別感を出すと良いでしょう。
異年齢で集まる機会なので、全員が参加できる面白いことやあっと驚くようなサプライズみたいなものがあると盛り上がるかもしれませんね。
今までの誕生会でやってきた出し物だと、大きい年齢の子は「見たことある」なんて覚えているかもしれませんよ。
今までやったことのない出し物や、年齢関係なく楽しめるものが良いと思います。
そして子どもが楽しめることも大切ですが、リーダーの先生自身が楽しんで保育をするということも重要なポイントですよ。
楽しい雰囲気は周りを暖かく包み込んで、場を盛り上げてくれることでしょう。
おススメの出し物って?
手品・マジック
子どもたちに人気の出し物の一つは、手品やマジックです。
簡単なマジックは、ペットボトルの水の色が変わるというものですよね。
あらかじめペットボトルの蓋の裏側に絵の具をつけておき、おまじないをしてからペットボトルを降ると、水と絵の具が混ざって色が変わるというマジックです。
しかしこれは有名なマジックですから、タネを見破られてしまうこともありますよね。
実際にやったマジックでとても盛り上がったマジックをご紹介しますね。
まず魔法使いの学校から来た先生と生徒の3人組という設定になっています。
一人ひとり魔法(マジック)を披露していき、最後の先生のマジックがとっても盛り上がっていました。
それはものを言い当てるマジックです。
・魔法使いの先生と生徒が部屋を退出している間に、子どもたちと先生が部屋の中で一つのものを決めます。(貼ってある絵・時計・ピアノ何でも良いです)
・決まったら、魔法使いの先生と生徒を部屋に呼びます。
・司会の先生が子どもたちの決めた一つのものを指差しながら、確認していくのです。
・司会「これですか?」魔法使い先生「う~ん、違うな・・」などとやり取りしていきます。
・3~4個目を指差ししたときに言い当てるというものです。
このマジックのタネは、指差しをする指にあります。
決めたものではないときは人差し指1本で差し、決めたものは人差し指と親指を立てて差すだけです。
これなら部屋にいなくても、子どもたちが決めたものが分かりますよね。
準備や練習する必要がなく簡単ですし、とにかく盛り上がるマジックなのでおススメですよ。
職員劇
職員劇は、子どもたちが発表会の練習をしているときや終えた直後の誕生会で行うと良いと思います。
練習や衣装、音楽や小道具などの事前の準備が大変かもしれません。
しかし、自分のクラスの先生が舞台に上がっているのを見るのは、とてもうれしいものですよ。
舞台に登場しただけで「○○先生だ~!」って子どもたちは笑顔になるでしょう。
みんなが知っているような有名なお話だと、とても分かりやすいと思います。
たとえば繰り返しを楽しむような「大きなかぶ」や「てぶくろ」などは、発表会の劇にも人気ですよね。
昔話を劇にしても良いですし、オリジナルで劇を作るのも楽しいでしょう。
もしお気に入りの絵本を劇にする場合には、あらかじめクラスで絵本を読みストーリーを理解しておくと、より楽しめるのではないでしょうか。
職員劇は、終わった後もその話で持ち切りになるくらい子どもたちにとって、印象深いものになること間違いなしの出し物です。
エプロンシアターやパネルシアター
普段の保育ではなかなかやらないのではないでしょうか。
これは事前の準備と練習が大変なのですが、子どもたちも大喜びする出し物の一つですよね。
シアターは、表情豊かにテンポ良く演じるのがポイントになってきます。
ストーリーを覚えていなかったり、失敗してしまったり、先生が慌てていると楽しさが伝わりませんよ。
「3匹のこぶた」や「赤ずきん」などの有名なお話も楽しますが、歌にあわせて動かしていく方法もありますよ。
題材やしかけの工夫次第でいろいろな楽しみ方ができるのが良いですよね。
誕生会の出し物を考えるのって大変なんですよね。
堅苦しく考えずに、子どもたちと一緒に楽しむ方法を1番にすると良いアイディアが浮かぶかもしれませんね。
楽しい保育をするには、まず先生自身が楽しむ余裕を持ちましょうね。