保育園に通わせる保護者にとって、悩むことが多い遠足のお弁当。
いつも給食だからこそ、どんなお弁当を作って良いのか分からないですよね。
あまりお弁当を作ってあげる機会もないので、気合を入れて作りたい気持ちもあるでしょう。
しかし、仕事も忙しくあまり準備に時間をかけられないという場合も多いと思います。
そんなわけで、保育園の遠足にはどんなお弁当を持っていったら良いのか、気になりませんか。
そこで今回は「保育園遠足でのお弁当はどんなものが良いの?食べやすい工夫も必要?」についてご紹介します。
幼稚園と保育園で長く働いていたので、たくさんのお弁当を見てきました。
お子さんにとって、どんなお弁当が喜ばれるのかもお知らせしていきたいと思います。
目次
お弁当づくりのポイントは?
幼稚園ではお弁当の日が多く、お子さんに作ってあげる機会が多いでしょう。
しかし、保育園では数少ない機会といえるでしょう。
お子さんの期待も大きく膨らむと思いますが、お母さんにかかるプレッシャーも相当だと思います。
まずはお弁当作りのポイントを抑えていきましょうね。
大好きなおかずを入れてあげる
たいていお弁当と聞いて、思い浮かべるようなおかずはお子さんが大好きですよね。
からあげ、ミートボール、ウインナー、卵焼きなどです。
作る前にお弁当に何を入れて欲しいか聞いてみても良いでしょう。
食べやすい工夫をしよう
ころころした形の手で持って食べられるような物、ピックに刺さっているものなど食べやすいようにしましょう。
遠足というと、お弁当の時間が決まっているので、あまり長い時間食べていることができません。
またお弁当を食べるために会場を借りているとしたら、ポロポロと落ちてしまうものは食べづらい上に、散らかしてしまうのでNGです。
彩りの良いお弁当に
お弁当箱を開けたときのイメージが大事です。
いくら大好きなものをたくさん入れてあげたいからといって、からあげやミートボール、ウインナーなどを入れると、茶色くなってしまいますよね。
えだまめ、ブロッコリー、ミニトマト、卵焼きなどさまざまな色を取り入れると良いでしょう。
おかずのバランスを考えることも大切ですが、かわいいピックやバレンなどを使うだけでも、にぎやかで彩りの良いお弁当になります。
100円ショップにもかわいいお弁当グッズがあるので、チェックしてみましょう。
食べきれる量を
決まった時間で食べきれる量を入れてあげるようにします。
せっかくの遠足だからといって、お弁当に何でもかんでも詰めるのは、やめましょうね。
お弁当を残さず食べきれたときと量が多くて食べきれず残してしまったとき、どちらがお子さんの気持ちを晴れやかにしてくれるでしょうか。
お楽しみのデザートを入れてあげよう
季節のデザートや食べやすい一口ゼリーを入れてあげましょう。
果物の汁が出やすいと、手がベタベタになってしまいますので、ゼリーがおススメですよ。
もしお弁当が傷んでしまうような季節なら、凍ったゼリーを入れることで、保冷剤の役割にもなって便利です。
やっぱり子どもたちは、デザートを楽しみにしています。
もし苦手なおかずがあっても、デザートを食べるために頑張って食べてみようという気持ちにもなるのです。
子どもたちは友達のお弁当も見ているので、自分だけデザートがなかったら悲しい気持ちになってしまうこともあります。
お弁当箱を開けた瞬間、友達や先生に「○○が入ってたよ」「○○美味しそうでしょ」「デザートは○○なんだ」などとお話が始まるものです。
食べやすい工夫って具体的には?
まずは自分で食べられるものにすることですね。
先生の力を借りないと、開けられない・かけられないなどは絶対に避けましょう。
もしご飯ならお弁当箱にご飯を詰めるだけだと、食べづらいことが予想されますよね。
ふりかけをかける、チャーハンなどは散らかってしまいます。
一口サイズのおにぎりやお寿司のようなものだと食べやすいでしょう。
サンドイッチも食べやすそうですが、注意が必要ですよ。
パンに具を挟みすぎてしまったり、一口で食べられなかったりするのはやめましょうね。
ピーナッツバターやジャムにするか、ロールタイプのサンドイッチがおススメですね。
キャラ弁を作らなきゃいけないの?
SNSなどインターネットには、さまざまなキャラ弁が紹介されていますよね。
やっぱり大好きなキャラクターがお弁当になっていたら、お子さんは大喜びでしょう。
しかし作るのは大変だと思いますので、無理に作る必要はありませんよ。
お子さんの大好きなキャラクターのお弁当箱やお箸、巾着袋を用意するのも良いですね。
最近ではおにぎりを包むシートもキャラクターものがたくさん揃っているので、それを利用するのも良いでしょう。
無理にキャラ弁に挑戦しなくても、お子さんが喜ぶお弁当を用意してあげることができるのです。
遠足でのお弁当は、お子さんがとっても楽しみにしていますよね。
せっかくの機会ですから、お子さんの喜ぶおかずを用意してあげると良いでしょう。
食べやすく、食べきれる量でデザートも忘れずに、彩りの良いお弁当というポイントを抑えることが大切ですね。