保育園の発表会におススメの劇や歌・合奏曲は?年齢別にご紹介!

保育園で行われる生活発表会は、1年の中でも大きなイベントですよね。

1年間の生活や遊びで学んだことやできるようになったことを発表する場です。

保護者の方は、日頃見ることができない子どもの様子を見られるので、楽しみにしています。

先生たちも準備に気合が入るので、大忙しです。

 

 

そんなわけで、発表会におススメの劇や歌について気になりませんか?

幼稚園と保育園で長年働いた経験から、さまざま注目してみたいと思いますよ。

 

 

そこで今回は「保育園の発表会におススメの劇や歌は?年齢別にご紹介!」についてご紹介します。

スポンサーリンク

生活発表会とは?

園によっては「おゆうぎ会」といわれることもあります。

基本的には劇・歌・合奏が発表されますが、園によってさまざまなプログラムが組み立てられています。

そして発表レベルもまったく異なってくるのです。

 

 

保育園ではもちろん0歳児クラスから発表があります。

舞台にいるだけで、場が和みとてもかわいいですよね。

日々の生活や遊びの中でできるようになったことを発表していきます。

園によって練習量も異なるので、レベルが全く違ってきますよ。

 

 

ちなみに私が勤めていた幼稚園では、おゆうぎ会前になると1日中練習していました。

年齢に関係なく、細かいタイムスケジュールで練習を積んでいたのです。

特に合奏は、園長先生が音楽教師の資格を持っていることから「園長チェック」でOKが出ないと、発表できないほどでしたね。

きっと他の幼稚園から比べると、相当レベルが高かったのではないでしょうか。

 

 

次に勤めた保育園では、完璧を求めず「子どもが楽しんで行う」ということを大切にしていました。

前の園と比べ物にならないくらいに練習量が少なく、こっちが不安になってしまうほどでしたよ。

これは幼稚園と保育園の差でなく、園によっても求められるレベルが違うんだろうなと感じたところです。

 

 

スポンサーリンク
   

おススメの劇や歌・合奏曲は?

年齢でできることがだいぶ異なりますので、それぞれの発表スタイルをご紹介しますね。

どんなことを発表すると、その年齢の良さやかわいさなどの特徴が際立つかということを大切にします。

簡単すぎて幼すぎてもいけませんし、難しくて高いレベルにものをいけません。

年齢に合ったプログラムを組み立てていきましょう。

 

 

<0歳児>

日常的に行っていることを劇に取り入れて発表する形です。

たとえば「お名前呼び」では舞台の上に入場し、一人ひとりリズムに合わせて名前が呼ばれたら返事をします。

かわいい曲をかけたり、衣装を着たりするだけで立派な劇になりますよ。

 

 

また保育士さんの動きに合わせて「手遊び」を楽しむ様子もとてもかわいいです。

月齢によって、まだ一人で立てない子もいる場合には、座ってニコニコしながら手を動かしているだけでも良いのです。

0歳児の発表は、かわいい衣装を着てずらりと並んでいる感じになります。

 

 

合奏は「おもちゃのちゃちゃちゃ」や「どんぐりころころ」などの簡単な歌に合わせて、鈴を振っているだけでかわいいです。

 

 

<1歳児>

1歳児は、まだみんなで動きを揃えたり決まった動きを行ったりすることはできません。

日頃子どもたちが楽しんで行っている手遊びや体あそびなどを、劇に取り入れることで表現していきますよ。

 

 

みんながすぐに真似っこしてみたくなるような「パンダうさぎコアラ」は、とてもかわいいですよ。

保育士さんを見て、一生懸命真似っこする様子が劇になります。

「動物さーん」と保育士さんが呼びかけて、舞台袖から動物の衣装を着た子どもたちが登場するのもかわいいでしょう。

 

 

「ぞうさん」や「かえるのうた」などの簡単な歌なら歌えますよ。

 

 

<2歳児>

少しずつみんなで覚えた動きができる年齢になります。

普段読み聞かせをしている絵本から、劇遊びにできるものはないか考えると良いでしょう。

 

 

「3匹のこぶた」はストーリーが分かりやすいので、とてもやりやすいと思いますよ。

保育士がおおかみ役になって、子どもたちがこぶたの役でやってみましょう。

 

 

また「おべんとうバス」という絵本のストーリーもかわいいです。

バスの中にどんどんお弁当のおかずたちが乗り込んで、お弁当が完成するというストーリーです。

大きな窓が開いたバスを用意して、子どもたちはそれぞれおかずの衣装を身につけます。

「ウインナーさーん」と呼ばれたら返事をして、次々乗り込んでいく様子だけでも劇になりますよ。

 

 

歌は「ひげじいさん」などの手遊びうたがおススメです。

合奏は「大きな栗の木の下で」や「おばけなんてないさ」など簡単なものならできるでしょう。

 

 

<3歳児>

3歳児になると、繰り返しのストーリーを楽しんで行えるようになります。

 

 

「大きなかぶ」や「てぶくろ」などのお話は、ちょうど3歳児向けの劇遊びですよ。

ちょっとした台詞も覚えて言えるようになるので、簡単な繰り返しの台詞を取り入れてみましょう。

子どもたちが声を合わせて台詞を言っている様子がとてもかわいいです。

 

 

歌は「ことりのうた」「おつかいありさん」など簡単な動揺がおススメですよ。

合奏もリズムを感じながら演奏できるようになるので、簡単な4拍子・3拍子の曲を取り入れてみましょう。

 

 

<4・5歳児>

クラスの友達と協力して劇を作り上げていけるまでに成長しますよ。

「しらゆきひめ」「アラジン」「ピータパン」などにも挑戦することができます。

台詞の掛け合いもできるようになるので、台詞だけでストーリーを展開していくことができますね。

 

 

歌は「きのこ」「パンダってなんだ」など難しい歌も歌えるようになります。

5歳児は手話ソングを取り入れると、最年長らしさが際立ちそうですね。

 

 

合奏では太鼓や木琴などの楽器も扱えるようになるので、曲の幅が広がることでしょう。

4歳児と5歳児がそれぞれのレベルに合わせて、選ぶことが大切ですね。

 

 

発表会を楽しみにしているのは、子どもたちも同じです。

お母さんやお父さんが見に来てくれることがとても嬉しいのです。

どの年齢も子どもたちの姿が際立つような台本づくりや選曲が、とても大切になってきますよ。

スポンサーリンク


スポンサーリンク