離乳食が始まる時期になると、保育園で使うお食事用のエプロン。
保育園で指定されたものが無い場合、どういうエプロンを用意したら良いか迷いますよね。
素材や形の種類が多く、初めてだと選ぶのも一苦労ではないでしょうか。
そんなわけで、保育園で使うお食事エプロンの選び方について気になりませんか。
そこで今回は「保育園で使うお食事エプロンはどうする?おススメのエプロンって?」についてご紹介します。
保育園で働いた経験から、おススメのお食事エプロンをチェックしてみましたよ。
保育園でどうやって食べている?
小さいうちは、ママがスプーンで口の中に入れてあげるご家庭が多いですよね。
できるだけテーブル周りやエプロン、洋服が汚れないようにと食事を遠ざけておいているという状況も珍しくありません。
しかし、保育園でのお食事風景を想像したことがありますか?
保育園の見学で見たことがあるという人もいるかもしれませんね。
家庭での食事と根本的に違うのは、マンツーマンではないということです。
保育園では子ども一人に付き、保育士がぴったり付いて食事のお手伝いをするわけではないのです。
だいたい小さなテーブルに2~3人座っていて、保育士一人で対応していきます。
もちろん保育園でもスプーンで食事を集めて、口の中に入れてあげます。
しかし小鳥のように、ずっと保育士さんからもらえる食事を待っているわけではありませんよ。
保育園では、子どもたちの前に食事が並べられます。
スプーンを使ったり手を使ったりして、子ども自身で食べたいという意識と行動を促しています。
それは好き放題させているわけではなく、子どもが一人で上手に食べられるようになるまでの成長過程を見守っているのです。
お味噌汁の中に手を突っ込んで食べたり、手や顔がびちゃびちゃだったりする物凄い光景だと思います。
食べたいけど、まだ上手くスプーンが使えないというわずらわしさを感じる子もいます。
つかみ食べといって、手づかみで食べることを経てスプーンやフォークを使えるようになっていきます。
家庭では汚したくないので、食べやすいメニューにしたりそういう機会を与えたりすることは少ないですよね。
スプーンやフォークは、すぐに上手に使えるわけではありませんよね。
少しずつ練習していって、できるようになるのです。
そういった成長過程を大人の汚したくないという都合で、奪ってしまうのはよくないですよね。
おススメのエプロンは?
保育園から特に指定がない場合は以下のようなポイントを抑えたエプロンが良いでしょう。
カビないエプロン
保育園では食事やおやつのときにエプロンを使ったら、もちろんそのままですよね。
家に持ち帰ってから洗うことになりますので、夏場は特にカビの発生には気をつけましょう。
びちゃびちゃに濡れたエプロンは、すぐにカビが生えてしまいますよ。
布製ではなく、プラスチック製のエプロンが便利だと思いますよ。
柔らかいシリコン素材でできたものもたくさんありますよね。
いろいろお店を見て探してみると良いでしょう。
すぐ乾く素材
保育園によっては、昼食だけでなく午前午後のおやつ時もエプロンを使用します。
1日に3枚はエプロンが必要になるということですね。
エプロンの予備をたくさん用意しておくことも大切ですが、すぐ乾く素材のエプロンだととても便利だと思いますよ。
厚手のタオル地のエプロンは、洋服まで染みこまず便利なのですが、すぐ乾かないという点においては、マイナスかもしれませんね。
長袖のエプロン
つかみ食べの多い時期は、長袖タイプのエプロンが重宝するでしょう。
うでまくりをして食べるのですが、お味噌汁や飲み物をこぼしてしまうこともあります。
すぐに洋服がびちゃびちゃになってしまうので、袖が長いと濡れずに安心ですよね。
洋服が汚れてしまうのもバッチリ防いでくれるでしょう。
保育園にエプロンを持っていく前に・・・
お食事エプロンのポイントを抑えたから、もう安心と思うのは早いですよ。
ちょっと待ってください!そのエプロンご家庭で試してみましたか?
小さいころは、とくにご家庭でも使い慣れていることが大切になりますよ。
素材によっても、エプロンをつけることを嫌がる子もいます。
また見たことないエプロンだから、自分のものじゃないといって大泣きしてしまう子だっています。
そうなってしまったら、食事どころではなくなってしまいますよね。
必ずエプロンを新調したら、まずはご家庭で試してからにしましょう。
またエプロンはたくさん用意しておきましょうね。
毎日使うものなので、ストックを多めにしておくと安心ですよね。
お食事エプロンといっても、さまざまな種類がありますよね。
ご家庭で使っているエプロンがとても使いやすいとしても、保育園ではご家庭と同じ状況であるとは限りませんよ。
ケースバイケースで便利なエプロンを選ぶことが大切ですね。
お子さんが快適に食事ができるように、工夫してあげてくださいね。