保育園の先生との関わりについて考えたことがありますか?
毎日が忙しくてなかなか先生と話す機会がなかったり、パパにお迎えをお願いしていたりするという人も多いでしょう。
お子さんの成長は園との連携が必要不可欠なんですよ。
そんなわけで、保育園の先生と良い関係を築いていく方法について気になりませんか。
もしそんな方法が簡単に実践できるとしたら、知りたいですよね。
そこで今回は「保育園の先生とより良い関係を築いて子どもの成長を見守っていこう!」についてご紹介します。
幼稚園・保育園に長年勤めた経験を踏まえて、あらゆる方向から保護者と先生の関係の築き方を考えていこうと思いますよ。
保育園の先生とのコミュニケーション
保育園は、朝早くから夜遅くまで子どもを預かってくれる施設ですね。
開園している時間が長いため、担当クラスの保育士と必ず毎日会えるとは限らないんですよね。
0~3歳児までは複数担任制なので会える確率もアップしますが、年齢が上がっていくにつれて、先生と会えないことを実感するのではないでしょうか。
そんな先生とコミュニケーションを取る方法や園での様子を知るには、どんなことがあるのでしょうか。
・会えたときに挨拶や最近の様子について話す
・連絡ノート
・子どもから今日あったことを聞く
・担当の先生に聞く(他クラスの遅番の先生など)
さまざまな方法で園の様子を知ることができますが、1番詳しく知っているのは担当クラスの先生です。
会えないときは、連絡ノートのやり取りでコミュニケーションを取ることができますね。
連絡ノートは、毎日午睡の際に返事を書いていました。
連絡事項しか書かない人や育児日記のように毎日のできごとを知らせてくれる人もいました。
忙しくて連絡ノートを書いたり目を通したりする時間がないというのは仕方がありません。
しかし、連絡ノートというコミュニケーション手段を上手に使うことがポイントだと思います。
書くのが大変で重荷になってしまったら意味がありません。
たまにでも良いので、週末のできごとや最近はまっていること、保護者の悩みを書いてくれると、子どもをより深く知るきっかけになります。
直接なかなか会えなくても、話すよりも関係を築いていける場合もありますよ。
保育園の先生とどう接する?
普段、保育園の先生とどう接していますか?
担当クラスの先生以外、知らないから挨拶しない・自分からあまり話しかけない・お迎えにいってもすぐに帰ってしまうなどしていませんか?
まず担当クラスでなくても、保育園の先生はお迎えに来た保護者に挨拶しますよね。
あの先生誰だろう・・・と思って無視していたとしたら、損をしていますよ。
保育園は当番制で子どもたちを見ていますから、朝早い時間や夜遅い時間、土曜保育などは担当クラスの先生以外が見ることもあります。
自分の担当じゃないといっても関わる機会が多くあるので、また違った目線から保育園での様子を聞くことができるかもしれませんよ。
他クラスの先生ともコミュニケーションを取っておけば、より広く情報が集められるということになりますよね。
先生も人間ですし、保護者の方の中にもあまり話しかけるのが得意じゃないという人もいるでしょう。
無理に話しかけることはありませんが、笑顔で挨拶するなど良い関係を築いておくと良いと思いますよ。
目が合わなかったり、挨拶しても返してくれなかったりする保護者は、先生でも話しかけづらいでしょう。
自分の担当するクラスの保護者とは、偏りがないようコミュニケーションを取ったり、話をする機会を設けたりしていきます。
しかし、保護者から話しかけたり相談してくれたりする人のほうが、話しかけやすいのは事実ですよ。
さまざまなタイプの保護者と接しているので、タイプに応じて距離を縮める方法を考え、保育者から積極的に声をかけていきます。
保護者から園や先生に歩み寄ることも大切だと思いますよ。
特に新学期は、お互いに距離があると思うので、意識してもらえるのは大変助かります。
なぜ先生とのコミュニケーションが必要なのか?
保育園で行う指導は、限界があります。
やはり家庭と園とで連携していくことが大切なのです。
せっかく園ではできているのに、家庭ではまったく機会をあたえてあげていない状況。
家庭と園との教育方針を理解しあうことが子どもの成長にとって大切ですよね。
そのためには先生とのコミュニケーションが必要なのです。
先生も子どものこと、家庭での方針、どのように過ごしているか、父や母の関わりなどを知った上で関わっていきたいと思っています。
先生からも園での様子は、詳しく話していきますが、保護者からも家庭での様子を話してほしいのです。
子どもの成長に、より効果的な方法を見つけるきっかけにもなるでしょう。
保護者と先生とがより良い関係を築くことが子どもの成長を促す方法でもあると思います。
毎日の仕事や育児、家事で忙しいのは重々承知です。
先生たちは働くお母さんを尊敬し、成長の手助けを一緒にしていきたいと思っていますよ。
1日1日はあっという間ですが、子どもの成長もそうですよね。
家庭と園とでより良い関係を築き、成長の喜びを共に感じ悩みを共有することが先生という存在だと思います。