インドといえば、テレビや雑誌でもたくさんの特集を見かけますし、自宅の近くにインド料理屋さんがある人も多いのではないでしょうか。最近ではインド映画も上映されたりと、ますますインドが身近になりつつあります。
インドは日本の約8倍という大きな国土をもっており、南北で違った文化や言語を持つ面白い国です。また、インドからはその他のアジア地域や中東・ヨーロッパ地域などにも手軽に行けます。
日本からだとチケットだけでも往復で10万を超えるようなところでも、インドからだと5万円以内で行けるところがたくさんあるので、時間的・経済的にも嬉しいですね。
インド国内だけでも魅力的な場所は充分ありますが、今回は、インドから手軽に行けるオススメの近隣国をご紹介したいと思います。
スリランカ
スリランカは、インドから最も近く手軽に行ける国外旅行先ではないでしょうか。親日家で自然も多く、特に一人旅をする方に人気の旅行先でもあります。
南インドのチェンナイからスリランカの首都コロンボまでは、なんとたったの1時間で行けます。日本からインドへ来る人のほとんどはデリー入りの人が多いかと思いますが、デリーから南インドを経由して行っても、数時間で到着できます。また、料金も片道1万インドルピー前後なので、日本円にして2万円もかからずに国外へ行けてしまうのです。
スリランカは北海道にも満たないほどの大きさですが、ビーチに紅茶園、遺跡などなど様々な文化や自然にあふれています。
食事も素朴な味で日本人の口に合うものが多く、何よりも現地の人たちがとても親切なので、安心して旅行ができます。一人で旅行する人に向いているホステルやゲストハウスなども充実しており、またリゾートホテルも多いので、家族で行く人やちょっと贅沢したい人にもオススメです。
ビザは事前申請がベターですが、アライバルも可なので心配はいりません。
タイ
タイといえば年中暖かい気候で安い食事やマッサージなどが楽しめるため、日本から毎年たくさんの人が訪れます。安くで手軽に行けるため、インドからの国外旅行先の1つとしても人気があります。
最近では航空会社のエアアジアがいくつもの便を出しており、インドの各地から、バンコクやプーケット島、クラビ島などタイの各地へと片道1万インドルピーもせずに行くことができます。バンコクであればクアラルンプール経由、その他の島も、同じくクアラルンプールかバンコク経由になります。
タイにはキレイなビーチもたくさんありますし、海鮮も豊富でお酒やマッサージも安いです。リゾートホテルなど手ごろな値段で宿泊できるのも嬉しいポイントです。
バンコクでお買い物やパーティーを楽しむのもありですが、インドの混沌とした雰囲気に疲れた人は、プーケットなどビーチのキレイな島々でのんびりするのも良いかもしれませんね。
タイ入国時、日本人だと短期滞在にはビザもいらないので、とっても気軽に行けます。
オマーン
意外かもしれませんが、中東のオマーン国もインドからはとても安くで行けるのです。日本からだと乗り継ぎをして何時間もかかる場所ですが、インドからだと国内で経由して5~6時間ほどで行くことができます。
オマーンってどこ?イスラム教の国だけど大丈夫?って思っている人もいるかもしれませんが、オマーンはヨーロッパの人たちのホリデー先としてとてもポピュラーで、宗教的な施設に入る時以外は、肌の見える普通の服装で出歩いても全く問題ありません。
交通手段はあまり発達していませんが、道は整備されとてもキレイなので歩きやすいです。市内の観光地を巡りたい人は、定額で観光スポットを巡れる観光客用のバスも出ています。
オマーンといえば、市外にある砂漠やグランドキャニオンのような岩山が見どころの一つでもあります。市外各地にそういった自然スポットがいくつかあるので、ホテルなどで車を手配してもらって行くと便利です。
オマーンにはこれといった国特有の料理がないのですが、お肉がおいしいですし、トルコなどといった隣国からの色々な中東料理が食べられるので、外食が楽しいです。物価は日本よりも高めな気がしますが、お土産も上質なシルバーやデーツなど、日本では手に入りにくい物がリーズナブルに手に入ります。
オマーンのビザは、アライバル時に取得可能です。到着ゲートすぐのところに換金所があり、申告するとビザ料金を引いて換金してくれます。クレジットカード対応可なので便利です。
まとめ
いかがでしたか。日本の8倍もの面積をもつインド国内だけでも充分見るところがたくさんありますが、実はインドはアジア方面も中東・ヨーロッパ方面も手軽に行ける便利な立地なのです。
1つ注意したいのが、インドルピーは海外での換金ができないため、インドから国外へ旅行を考えている人は、日本円かクレジットカードなどの持参をお勧めします。
ご紹介したとおり、3か国はどこもビザの申請が簡単で英語も通じやすい国々ですので、ぜひインドに来た際にはついでに行ってみてくださいね!