年末からお正月にかけては会社も学校も休みのところが多く、お正月と土日を合わせると1週間くらいお休みが取れる人もいますよね。学生はお休みをもらえれば友達と遊んだりアルバイトができたり嬉しいかもしれませんが、会社員で急にお休みを1週間もらうと案外戸惑ってしまったりします(笑)
せっかくお休みをもらっても友達と都合がつかなかったり、年末・お正月なのでどこもカウントダウンや参拝で混み合っていて、かといって家にこもっているのももったいないし・・。そんな人にオススメなのが、海外プチ旅行です!
最近だと週末で弾丸海外旅行に行く人のためのツアーも増えており、1週間も休みがあればもっとのんびりとした自分の好みに合った様々なツアーを見つけることもできます。チケットだけ買って自分の好きなように現地で行動してみるのも良いですね。
せっかくの1週間なので、普段は行けないちょっと遠いところや、それで以て観光客であふれていないマイナーな旅行先を探している人にオススメなアジアの海外旅行先3選をお教えしたいと思います。
目次
1.定番のバンコク以外でもたくさんの穴場があるタイ
タイと言えばビーチやおいしい料理、バックパッカーの集まるバンコクのカオサンストリート、ニューハーフショーなどなど様々な目的で世界各国からたくさんの人が集まります。日本からは成田からバンコクまでの直行のほか、羽田からも直行の定期便が出ているので非常にアクセスしやすいです。時間も7時間程なので丸一日移動に使うこともありません。
ローカルの賑やかな雰囲気あふれるバンコク市内では、食べ物もお酒も、そしてショッピングも非常に安くでできるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。夜になれば町中にネオンが輝き、クラブやバーが盛り上がります。
市内はもちろんですが、せっかく休暇を利用して来ているので、市内を満喫したあとの休暇後半は、普段の仕事を忘れられるような静かでのんびりとした、美しいビーチのある島で過ごしたいですよね。パタヤやプーケットなどはかなり有名ですが、そのためかバンコクとまではいかないですが夜はパーティーなどで結構ワイワイしています。バンコクからバスで数時間でビーチがキレイで、もう少しのんびりした雰囲気を味わいたい人はプーケットから少し離れた「グラビ」がオススメです。切り立つ岸壁やジャングルなどに囲まれ陸路で到着することが難しいですが、近くに国際空港がオープンしたことでバンコクからもアクセスしやすくなり年々観光客が増えており欧米人にはわりとポピュラーリゾート地として知られています。日本人の中ではまだまだマイナーな、知る人ぞ知るといったような存在です。
アクセスしやすくなったとはいえ、いまだに船やボートが一般的な交通手段のようです。またグラビ周辺には100以上もの小さな島々が点在しているため、色んな島を巡るアイランドホッピングができます。
どの島々も本当に美しいビーチと自然があり、これらの自然を保つためモーター類を使うマリンアクティビティは禁止されています。聞こえるのは波の音と葉の音、鳥の声だけで、のんびりと自然を満喫するのにピッタリの場所です。
2.ハノイやホーチミンだけじゃない!情緒あふれるベトナムの街々
ベトナムといえば、ハノイやホーチミンといった「街」がポピュラーですが、実はこれらの街の間には「フエ」や「ホイアン」、「ダナン」などといった自然と情緒あふれる場所がたくさんあるのです。より伝統的でローカルなベトナムの雰囲気を味わい人にピッタリです。
フエでは、ベトナムのシンボルともいえる笠をかぶってボートをこぐ人たちもたくさん見られ、都市部に比べて非常にのんびりとした雰囲気が流れています。またホイアンはランタンフェスティバルが行われる地としても有名で、そのためかイベント時でなくても街中でランタンが販売されており、夜にはとても幻想的な景色です。歴史的な建物も多く街歩きもできます。
街でショッピングなどを楽しんだあとに、ハノイの観光後に「ダラット」に行くのがオススメです。ハノイから飛行機で2時間ほどで、現地の人々にも避暑地として知られています。長距離バスもあるようですが、山の方へ行くので道も悪く時間もかかりますので飛行機が一番です。
ダラットはワインやチーズでも有名で、ドライフルーツなんかも安くておいしいものが手に入ります。ベトナム市内でコーヒー豆を買うと、既に甘さやフレーバーがついていたりするものもありますが、ダラットではブラックコーヒーを飲む人をうならせるようなおいしいコーヒー豆の原産地でもあります。のんびりとした雰囲気を楽しむのと同時に、おいしい食材やコーヒーを堪能することもできます。都市部3日、避暑地3日くらいで半分ずつくらいがちょうどよいかなと思います。
3.足をのばしてインドまで。カオスだけじゃない!大自然あふれる山間部と南インド
インドというと、牛や車が道路を並走し茶色に染まった「神聖な」ガンジス川で沐浴する人などなど、混沌としたローカルなイメージを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。たしかに、間違ってはいないです(笑) デリーなどの都市部のバックパッカー街に行けばイメージ通りのそのような光景が見られます。
しかしそんなインドでも、デリーより北の山間部や山岳地帯は真夏でも気候が涼しく、日本人としては親近感を感じる、チベット系の人々が暮らしています。農村がほとんどなので、混沌としたインドの写真などを見てインドのイメージを想像していた人が驚くような静けさとのんびりした雰囲気があります。食事は素朴な味わいのものが多いです。穏やかな現地の人々との交流を楽しみながら休暇を過ごしたい人にはオススメです。
逆に反対の南インドには、山岳ではありませんがヒルステーションと呼ばれる避暑地として知られる山々がたくさんあります。有名どころでは、ケララのムナールやバンガロールのナンディヒルなどです。ケララであれば、成田-ムンバイまでの直行便のあと国内線でトリバントラムへ行って、そこから市内移動です。ナンディヒルも成田からデリーもしくはムンバイまで飛び、国内線でバンガロールへ移動します。
紅茶よりもコーヒー文化な南インドでは、そういった避暑地でコーヒープランテーションの体験ができるところも多いです。主食は米粉を使ったものが主流ですが、カレーは北に比べてとても辛いです。ログハウスやコテージなどの宿泊スタイルがポピュラーで、人との交流より自然をたっぷり満喫したい人にオススメです。インドにもこんな静かで自然豊かな場所があるのかと感じる毎日だと思います。
まとめ
いかがでしたか?首都のにぎわいが有名な国の中でも、のんびりとした自然あふれる街がたくさんあります。せっかく1週間もある休暇ですから、都市観光はもちろんですが、そのあとは日頃の仕事の疲れを癒してくれるような豊かな自然の中でのんびりしたいですね。