スリランカをバスで旅行してみたい人のためのオススメルートをお教えします

スリランカは、日本と60年以上の国交をもつ親日国です。面積は北海道より少し小さいくらいですが、その小さな国の中には、ヤシの木が並ぶ美しいビーチから紅茶畑の広がる山々、野生動物の住むサファリ地域や古代遺跡など様々な魅力があふれています。

 

 

大手旅行会社からは5日~1週間で有名観光地を巡るツアーなども出ていますが、今回は個人旅行でのんびり旅行をしてみたい人のために、バスでのオススメルートをお教えしたいと思います。

スポンサーリンク

スリランカの治安

スリランカというと、どんなイメージでしょうか。隣国インドと似たような雰囲気と思う人もいると思いますが、一度インドを経験していると、インドとスリランカは全く違う国だなぁと感じます。

 

 

気候が良いだけではなく、スリランカで主食とされるカレーも、辛すぎず日本人の口に合います。またスリランカの人々は本当に親切で、道が分からないときや助けが必要な時には親身になってくれますそのため、ある程度の安全確認は必要ですが、電車やバスでの旅行も1人で安心してできます

 

 

もちろん日本ほどインフラが整っているわけではないですが、どんな方面にも電車やバスが出ていて、乗り継ぎをすればスリランカのどこにだって行けちゃうんです。

 

 

首都コロンボからだと南のビーチエリアか、中心部の森林エリアかに分かれますが、スリランカに初めて来る人がまず行くのが、やはり世界遺産の「シギリヤロック」ではないでしょうか。今回は、シギリヤのある森林エリアへのオススメルートをご紹介したいと思います。

 

 

スポンサーリンク
   

出発地コロンボ

スリランカは小さな国なので、国際線の飛行機が到着する空港は、首都コロンボの1つしかありません。空港から市内へ行くバスもありますが、ここはタクシーがオススメです。会社によって値段も異なるので、よく見比べてから検討しましょう。

 

 

まず空港でタクシーを頼もうとすると、必ずと言っていいほど「ツアリストカー」をすすめられます。予算に余裕がある人や荷物が多くて移動が面倒な人は、こういったドライバー付きのツアリストカーでの旅行が良いと思います。

 

 

ちなみにこのツアリストカーでシギリヤへ行くと、自由や便利さはありますが片道で1万円以上はかかります。その分、バスは乗り継ぎなどが大変かもしれませんが、日本円にして1000円弱でシギリヤまでたどりつけます。

 

 

さて、コロンボ市内といえば新旧混ざったおもしろい場所がたくさんあります。高級ホテルが並ぶコロンボ南部エリアは、外国人が多く、またイギリス統治下時代に造られた建物が現在も使われているので、とてもオシャレな雰囲気です。

 

 

コロンボからシギリヤへ車で直接行くと、だいたい5時間くらいかかります。バスで行くと、乗り換えがスムーズに行けばプラス1~2時間でたどりつけます。バスでシギリヤに行く際には、途中に見どころのある都市がいくつかあるので、各都市に立ち寄りながらシギリヤへ向かうのもおもしろそうですね。

 

 

コロンボからバスに乗るには、まずコロンボフォートへ行きます。ここからは各方面へ電車も出ています。バスに関しては、本当に数えきれないくらい様々な方面に出ているので、探すのがちょっと大変かもしれません。

 

 

スリランカのほとんどの人たちは英語を話せるので、行き先を伝えれば、乗り場だけでなくどう乗り継いだら目的地にたどりつけるのかも親切に教えてくれるので全く心配いりません。ただ、ほとんどのバスは人が集まるまで発車しないことが普通なので、時間に余裕を持つことと気長に待てる精神が重要です(笑)

 

 

シギリヤへのポピュラーなルート「キャンディ&ダンブッラ」

コロンボからシギリヤへ行くポピュラーなルートは、コロンボ→キャンディ→ダンブッラ、そしてシギリヤです。キャンディは昔の首都であり、趣のある古都として有名です。電車兼バス駅前には大きなブッダ像がそびえ立っています。街自体はそんなに大きくないので、駅前でトゥクトゥクを拾ってサクっと観光も可能です。

 

 

市内にある大きな池の周りには動植物があふれており、散歩にもうってつけです。博物館などもあるので、一泊してプラプラするのも楽しそうですね。

 

 

キャンディからも多方面へバスが出ており、まわりの人に聞けば次のダンブッラ行きのバスもすぐに見つかります。ダンブッラには、世界遺産にも登録されている有名な石窟寺院があり、シギリヤへ行くツアーなどには必ずといって言いほど含まれています。

 

 

車内での待ち時間を除けば、ダンブッラからシギリヤまでは30分~1時間程です。バスの料金は日本円にして50円以下だった気がします(笑)

 

 

シギリヤロックの徒歩15分圏内にはホテルやゲストハウスがたくさんあり、それぞれ違った朝食やコンセプトルームがあったりするので、お気に入りの施設が見つかると良いですね。

 

 

紅茶の産地「ヌワラエリヤ」へ

壮大なシギリヤロックを見て満足!な人がほとんどかもしれませんが、時間や体力に余裕のある人は、紅茶園へ行って見るのもオススメです

 

 

ルートも簡単、キャンディまで戻ればヌワラエリヤ行きのバスが約1時間ごとに出ています。バスで紅茶園を横に眺めながら山道を行くのもおもしろいですが、キャンディ-ヌワラエリヤ間は、電車からの美しい景色も有名です。ただ朝便しかなく観光客にも人気が高いので、前もって予約して更に前日キャンディに一泊しないと難しそうですね・・。

 

 

キャンディからヌワラエリヤまでは、バスでだいたい4~5時間です。最後の方はとにかくクネクネした山道が多いので、ヌワラエリヤ中心部のバス停まで行くには、どうしても4時間はかかってしまいます。

 

 

時間はかかりますが、寒いくらいの涼しさと澄んだ空気は本当に最高です。夜には満点の星空まで見れる空気の澄み具合です。

 

 

紅茶園ばかりと思われがちなヌワラエリヤですが、実はスリランカで一番高いピドゥルタラガラ山があります。そこから流れ落ちる滝は圧巻です。街中には池や庭園などもあります。参加無料のツアーを行う紅茶園もあるので、ヌワラエリヤはのんびりと時間を過ごしたい人にピッタリの場所です。

 

 

まとめ

いかがでしたか。女性のバス旅というとちょっと危ないイメージもありますが、スリランカは初めて一人旅をする人にもピッタリな国です。街を外れると本当に緑が豊かでのんびりとした雰囲気なので、旅の疲れもきっとすぐに癒されるはずです。スリランカでしか食べられない食事やスイーツもたくさんあるので、現地の人に聞いて色々とチャレンジしてみてくださいね!

スポンサーリンク


スポンサーリンク