最近では当たり前のように、バレンタインデーにはチョコレートを贈る習慣がありますよね。
好きな人だけでなく、友チョコや自分へのご褒美なんて多様化しているバレンタイン。
日本でバレンタインのイベントを楽しむようになったのは、いつなのでしょうか。
そんなわけで、バレンタインのはじまりについて気になりませんか。
そこで今回は「日本でバレンタインが始まったのはいつ?起源や由来について」をご紹介したいと思います。
日本のバレンタインのはじまりは?
日本でバレンタインというイベントを楽しむようになったのは、いろいろな説があるそうです。
それは昭和時代のようなので、始まったのはつい最近のことのようですね。
4つのはじまりの説をご紹介しますね。
まずは昭和11年、洋菓子店モロゾフが「バレンタインデーにはチョコを贈ろう」と売り出した話があるみたいです。
今でも有名なモロゾフってこんなにも前からあることにびっくりしました。
4つの説でいうと、1番古いものみたいですね。
2つ目は昭和33年、メリーチョコレートが伊勢丹で「バレンタインセール」でチョコを売った話があるみたいです。
これもチョコレートのお店で有名なメリーが関係しているのですね。
3つ目は昭和35年、森永製菓が新聞の広告にバレンタインデーとして、チョコを載せたという話。
スーパーでも手軽に森永のチョコレートを買うことが出来ますよね。
新聞の広告に載っていたら、広まるのも早そうですよね。
最後は昭和43年、ソニープラザがチョコレートを贈ろうと流行らせようとした話があるみたいです。
今では「プラザ」にお店の名前が変わってしまいましたが、バラエティーショップとして今も人気がありますよね。
そんなお店においてあったら、一気に人気が爆発しそうですよね。
お店の宣伝や広告としてバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣が広まっていったのには、驚きですね。
最近では当たり前のようにチョコレートを贈る習慣が根付き、更なる進化をしていますもんね。
バレンタインデーの起源とは?
キリスト教のバレンタイン司祭の名前が由来になっているようですよ。
3世紀のローマでは皇帝によって若者同士の結婚が禁じられていたそうです。
なぜなら、結婚することによって戦場で国のために命を捧げることができなくなるとの考えがあったそうですよ。
皇帝によって結婚が禁じられるなんて、とても厳しい時代もあったんですね。
確かに守るべき人がいるのなら、国のために命を捧げるなんてできないですよね。
バレンタインは若者たちをひっそりと結婚させていたようです。
しかし、皇帝にばれてしまい、バレンタインは処刑させられることになったみたいですね。
こっそりと結婚させることができるのにもびっくりですが、処刑されてしまうくらい皇帝のいうことは絶対だったということですね。
若者たちのために、命も惜しくないバレンタインは素晴らしい人物だったのでしょう。
処刑されたのは2月14日だったそうです。
次の日は「ルペルカリア祭」といって豊穣祈願をするお祭りだったようですよ。
このお祭りの生贄としてバレンタインは処刑されたということのようですね。
バレンタインデーは処刑された日ということなのですね。
バレンタイン司祭は、あとに聖人と呼ばれ「聖バレンタイン」として恋人の守護神としてまつられるようになったみたいですよ。
このことから2月14日が「バレンタインデー」として広まっていったようです。
バレンタインデーの起源は、とても悲しいことだったのですね。
恋人の日なので、もっと愛に溢れるようなエピソードがあるのかと思っていました。
自分が処刑されたとしても、愛する恋人たちを幸せにしたいと願うバレンタイン。
本当に愛を大切に考える人だったのだなと感じますね。
200年後のローマでは・・・
バレンタインが処刑されてから200年後のローマでは、このようなイベントがあったようです。
2月14日に独身の男女がくじを引いて付き合う人を決めるというお祭りがあったみたいです。
恋愛をテーマにしていますが、バレンタインの意思とは全くかけ離れたイベントですよね。
とても軽々しい感じがしますよね。
このお祭りをキリスト教は風紀の乱れとして廃止したようです。
廃止してからは、バレンタインを祀るお祭りにしようと決めたそうです。
それからは恋人にプレゼントやカードを贈り合う日として定着していったようですよ。
バレンタインの思いが通じて、2月14日は恋人たちにとってかけがえのない日になったのですね。
素直な気持ちを伝えるチャンスの日でもありますよね。
バレンタインデーのはじまりには、こんなにも悲しいエピソードがあったなんて考えもしませんでした。
愛し合う若者たちのために、命を捧げたバレンタインのことをこれからも語りついでいかないといけませんね。
最近では友チョコや自分チョコが流行っていますが、好きな人・大切な人に改めて感謝し気持ちを伝える素晴らしい日にしたいですよね。